LE SSERAFIMの2回目のワールドツアー『PUREFLOW』は、7月11日と12日の仁川公演からスタートした。発表されている規模は世界23都市32公演。そのうち日本では5都市11公演が予定されている。

日本公演の日程・会場・開演時刻

  • **大阪城ホール(大阪):**7月25日(開場16:00/開演18:00)、7月26日(14:00/16:00)
  • **Kアリーナ横浜(神奈川):**7月30日(16:30/18:30)、8月1日(16:00/18:00)、8月2日(14:00/16:00)
  • **エコパアリーナ(静岡):**8月8日、9日(16:00/18:00)
  • **セキスイハイムスーパーアリーナ(宮城):**8月18日、19日(16:00/18:00)
  • **マリンメッセ福岡A館(福岡):**9月2日、3日(16:30/18:30)

大阪と横浜の日曜公演は、土曜公演より開演が2時間早い。この日程で最も多い遠征ミスがここだ。「開演18時」という思い込みで日帰りの帰路を押さえると、7月26日と8月2日は2時間ずれる。上記は公式発表の時刻であり、最終的にはチケット記載の時刻が優先される。

公式発表の指定席は税込16,500円。FEARNOT Membership会員限定のVIPアップグレードは、指定席と11,000円のアップグレードを合わせて27,500円となる。プレイガイド手数料は別途。なお大阪公演のみ、ステージや一部演出、メンバーが見えにくい見切れ席が同じ16,500円で用意されており、見え方を理由とした払い戻しはないと案内されている。

日本のチケット販売が海外のファンを驚かせる理由

日本のコンサートチケットは、原則として先着順では売られない。抽選が段階的に積み重なる仕組みだ。

第1段階が先行抽選受付、つまりファンクラブ会員先行だ。今回はFEARNOT MEMBERSHIP(JP)の受付が2026年4月28日から5月6日まで行われ、当落発表と入金期間が5月15日から5月20日に設定された。公式案内は「受付期間内に申し込んだ全員を対象に厳正な抽選を行う」と明記している。期間内であれば、早く申し込んでも遅く申し込んでも当選確率は変わらない。

第2段階がプレイガイド先行だ。ローソンチケットは、LEncoreカード会員抽選先行とプレリクエスト抽選先行を2026年5月22日から6月1日まで受け付けた。そのあとに来るのが一般販売で、ここは実際に先着順であり、残席が表に出るのもこの段階だ。

海外からの購入者がつまずくポイントは、さらに3つある。

  • 入金は当選後。落選しても費用は発生しないが、当選すれば支払い義務が生じる。入金期間を過ぎれば席は解放される。公式案内でも、受付終了後の申し込みキャンセルや払い戻しはできないとされている。
  • 発券が物理的。日本では今もコンビニ端末での発券や、購入者アカウントに紐づく電子チケットが主流だ。公演当日に海外から到着する行程とは相性が悪い。
  • 名義が照合される。入場時に本人確認を行い、申込名義と写真付き身分証を突き合わせる公演が増えている。

転売は「好み」ではなく法律の問題

2018年12月に成立したチケット不正転売禁止法(特定興行入場券の不正転売の禁止等による興行入場券の適正な流通の確保に関する法律)は、特定興行入場券を主催者の同意なく定価を超えて営利目的で転売する行為と、その目的で入手する行為の両方を禁じている。罰則は1年以下の拘禁刑もしくは100万円以下の罰金、またはその併科だ。

理解しておきたいのは「特定」という限定だ。同法では、主催者が有償譲渡の禁止を明示していること、日時・場所が指定され、入場資格者が特定されているか座席が指定されていること、そして主催者が購入者の氏名と連絡先を確認・記載していること、という条件を満たすものが特定興行入場券にあたる。日本のK-popアリーナ公演のチケットは、まさにこの形をしている。名義が重要なのはそのためであり、見知らぬ相手から買ったチケットは「マナー違反」ではなく、入場口で通らないリスクを伴う。

行けなくなった場合の正規ルートは、主催者やプレイガイドが運営する公式リセールだ。紙ではなく登録情報を移す仕組みになっている。

会場のクラスをどう読むか

日本のライブ会場には明確な階層がある。ドームがおおむね4万〜5万5000人、アリーナが1万〜3万人、ホールが2000〜5000人、その下にライブハウスが位置する。今回のPUREFLOW日本公演は5会場すべてがアリーナ帯にあたる。大阪城ホールは約1万6000人規模、Kアリーナ横浜は今回の日本公演で最大の会場だ。

名称には注意したい。「マリンメッセ福岡A館」の「ホール」表記や、大阪城「ホール」という名前は、階層でいうホールを意味しない。いずれも施設側の呼称であり、規模としてはアリーナだ。名前ではなく収容人数で判断したい。

発表されていないこと

主催者は、出演者、開場・開演時間、公演内容が変更になる可能性があり、その場合の補償はないとしている。購入者都合によるキャンセルや払い戻しも原則できない。3歳以上はチケットが必要で、3歳未満は入場できない。

そして本記事が答えられないのが、今この瞬間の在庫状況だ。一般販売の残席、機材席解放、公式リセールの出品があるかどうかは、日本の公式サイトと正規プレイガイドだけが答えられる。スクリーンショットやSNSの譲渡投稿、検索結果の要約は判断材料にならない。